クッキー人気レシピ1位「時間が経ってもサクサク食感のコツは●●」つくれぽ1000越クックパット殿堂入/ジャンル,料理別に掲載

クッキー人気レシピをジャンル別に掲載。 クックパットつくれぽ1000越殿堂入り人気1位

脱マンネリ!!

Koulourakia – ギリシャ ~ ねじれて楽しい、ほんのりオレンジ香る伝統クッキー

ギリシャの春、復活祭が近づくとオーブンから甘い香りが漂います。クルリとねじった形が特徴の「クルラキア」は、ほろっと軽くてサクサク。オレンジの皮とバニラの香りが優しく鼻をくすぐり、素朴だけどあとを引く味。ミルクや紅茶にそっと浸して食べたくなる、家庭の味。

Nankhatai – パキスタン ~ スパイス香るバターサブレのような伝統菓子

パキスタンの街角ベーカリーで焼かれている「ナンクタイ」は、カリッとした外側とホロリと崩れる内側がクセになるクッキー。ほんのりカルダモンやナツメグが香り、どこか異国の風を感じる味わい。熱いチャイと一緒に食べると、口の中で香りが弾けます。

Koeksisters – 南アフリカ ~ かりっと揚げて甘く漬ける、シロップ漬けクッキー

名前に「クッキー」とついていながら、これは揚げて作る南アフリカの変わり種。三つ編み状にねじった生地を揚げ、冷たいシロップに浸すと表面がシャリッと結晶化して、内側はふんわり。まるでドーナツとクッキーの間のような、どこにも属さない甘い存在。

Krumkake – ノルウェー ~ 花模様が美しい、薄焼きのロールクッキー

ノルウェーのクリスマスには欠かせない「クルムカケ」は、エレガントな模様をつけて焼かれる、繊細な薄焼きクッキー。焼き立てをくるっと巻いて冷ますことで、美しいロール状に。ほんのりシナモンとバターが香り、カリッと噛んだ瞬間に、空気のように崩れていきます。

Barazek – シリア ~ ゴマとピスタチオが主役の中東風ビスケット

シリアの伝統菓子「バラゼク」は、香ばしいゴマがびっしりと表面を覆い、裏には刻んだピスタチオ。ザクッとした歯ごたえに続いて、バターとナッツのコクが広がります。コーヒーやミントティーとの相性も抜群で、つい手が止まらなくなるおやつ。

Kahk – エジプト ~ ふわっと崩れる粉砂糖まみれの祝い菓子

見た目は地味でも、一口食べると「おっ」と声が漏れるのが「カフク」。イスラム教の祭り・イードでよく食べられるこのクッキーは、粉砂糖をたっぷりまぶしていて、食べるとふんわりと口の中で溶けます。デーツやナッツが中に詰まっていることもあり、開けてびっくり。

Kavring – スウェーデン ~ 酸味のあるライ麦で作る素朴なクラッカー風クッキー

スウェーデンの田舎で焼かれる「カヴリング」は、クッキーというよりクラッカーに近い、素朴な一品。ほんのりとした甘さと酸味が共存し、バターやハチミツを添えると味わいが増します。乾いた歯ごたえとじんわりくる旨味が、大人のおやつにぴったり。

Ma'amoul – レバノン ~ デーツやクルミを包んだ型押しクッキー

繊細な模様が押された「マームール」は、目にも美しいレバノンの焼き菓子。中にはデーツやナッツのペーストがたっぷり詰まっていて、サクッとした生地とのコントラストが楽しい。宗教行事の時期に作り置きされ、家族や友人とシェアされる、祝祭の味。

Alfajores – ウルグアイ ~ ふわふわ生地にキャラメルを挟んだサンドクッキー

ラテンアメリカでは有名だけれど、日本ではまだまだ知られていない「アルファホーレス」。ウルグアイのものは特に軽やかな生地が特徴で、甘く煮詰めたミルク(ドゥルセ・デ・レチェ)をたっぷり挟んであります。口の中でほろっと崩れ、キャラメルがじんわり溶けていく感覚は至福。

Qurabiya – アゼルバイジャン ~ アーモンド香るほろほろクッキー

アゼルバイジャンのティータイムに出てくる「クラビエ」は、アーモンドの粉と粉糖で作るサクほろ系クッキー。噛んだ瞬間にくずれ落ち、ほんのりした甘さが紅茶にぴったり。フォークで模様をつけるなど、家庭ごとの工夫も見どころの一つ。