夕食のおかず.com 運営者情報

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当サイトは「貧乏暇なしsumireママ」が作成しています。

私が料理のサイトを作ろうと思ったきっかけの1つが、たまたまネットで見た記事で、 トマト農家では、年間およそ数万〜十数万トンのトマトが廃棄処分されるという記事を見たことです。
トマトだけではなく、野菜や果物など青果全体の廃棄量は、年間で約200万〜300万トンとも言われています。
これらの野菜や果物は「規格外品」と言い、色や形、味など一定の基準に満たなかったり「需要より供給する量が多い」などが理由ですが、 廃棄される野菜や果物の大半は、まだ食べられる物です。
再利用などはコストがかかる為容易ではなく、 どうしたらこの廃棄される野菜や果物を減らせるかと考えた時に、やはり一番良いのは、八百屋やスーパーなどで消費者が買うことです。

でも、例えば買ったトマトやかぼちゃで料理を作ったけど美味しくなかったら「色の悪いトマトは美味しくないからもう買わない」と思って、 二度とB級品のトマトを買わなくなるかもしれない。
1個人でも、その人が生涯に渡ってその野菜や果物を「美味しくない」と思って買わなければ、その損失や消費量は大きいですよね。

私も以前は買った野菜や果物が、甘くも美味しくもなかった時は、買って損したと思って捨てていましたが、 今ではクックパットなどで甘くないトマトでも、砂糖やポン酢で漬けて食べると美味しい、ということを知り、 八百屋さんで規格外の安いトマトを見つけたら、以前は躊躇して買わなかったのに、今はラッキーと思って買いますよ。
レシピサイトの存在意義というのは、まさにそこなんじゃないかと思うのです。

規格外の野菜や果物でも、美味しく料理して食べられるのであれば、消費者は買いますよね。
買う人が増えれば農家さんは廃棄せずとも、ちゃんと売って利益を得ることが出来る。
農家さんだけじゃない、八百屋さんもスーパーも売り上げが増える。

日本の食料自給率は約37%で、先進国の中でも最下位レベルですが、その原因のひとつに、 農家が儲からないから、子供が継がない、担い手がいない、農家をやりたがる人がいないことがあります。

農家の方が一生懸命育てた野菜や果物を、廃棄処分する時の気持ちを考えると想像に難くないですが、 トマト農家の方が、畑に廃棄トマトを大量に投げ捨ててるのを見ると、 そのトマトを美味しく食べれるレシピを、日本の沢山の人が知っていたら、 捨てられるトマトだって、ちゃんと店で売れるし 美味しく食べれたのではないかと思うのです。

今、お米の値段が高くなっていますが、一企業、一団体、一個人はそれで儲かるのかもしれないが、 日本全体で考えた時に、日本人の食文化そのものが変わってしまったら、この国の食料事情はどんどん悪くなります。

お米が高いから、パンやパスタなどを食べる人が増えていますが、 お魚とパンって合いますか? パンと納豆、パンと煮物、パンと味噌汁って合いますか?

お米離れが進めば、日本のご飯を中心とする食文化そのものが変わってしまうということです。
それは日本の漁業や農家、納豆などの加工食品に到るまで影響するということです。

日本人のお母さんは、他の先進国に比べて料理を作る方がとても多いのですが、 仕事や家事をしながら作るのは大変で、昔に比べると料理をする人の数や、料理にかける時間が減ってきています。
でも料理をするかしないか、というのは、単純に忙しいという理由だけじゃなく、 忙しい中、手間暇かけて作った料理があんまり美味しくなかった、家族に不評だった、ということがあると、 家族のために料理を作ること自体が嫌になってしまうんですよね。

私は昔、かぼちゃを使った料理がどうにも美味しく作れなくて、何年かずっとかぼちゃを買わなかった時期があります。
でも、イマイチなかぼちゃでも美味しく食べれるレシピを覚えてからは、かぼちゃが好きになり買うようになりました。
でも人によっては、その後一生買わないし作らない、という人もいると思います。

野菜が売れ、廃棄処分を減らす為には、結局は消費者が食材を買い、その食材を美味しく料理できる、ということが 一番大事で一番重要なのではないかと思います。

お金を出して食材を買い、料理を作っても、美味しくなければ二度とその料理を作らないかもしれないし、 二度とその食材を買わないかもしれない。
逆に、廃棄処分の野菜や食材であっても、美味しく料理できれば又作りたいと思うし、又その食材を買うでしょう。

たまにテレビの料理番組とかで紹介されるレシピで、オリジナルとアイデアを意識しすぎて、 高い食材使って作るわりに、それ美味しくないんじゃね? っていう見てて心配になる料理ありますよね?

ただ番組作って流せば終わりなのかもしれないけど、実際に作って不味かったら、その人は二度とその料理を作らないかもしれないし、 その食材が嫌いになるかもしれないと考えると、案外レシピサイトや料理番組の担っているものって大きいと思う。

料理嫌い、料理を作らない人のほとんどが「頑張って手間暇かけて作った料理が美味しくなかったから」という理由があると思いますが、 かぼちゃが嫌い、きゅうりが嫌い、人参が嫌いなど、特定の野菜が嫌いな人に共通するのは、その食材を使った料理を美味しいと感じたことがないからだと思うのです。

さぁ、ここでレシピサイトの出番です。
お母さんに美味しい料理を作らせ、又その食材を買ってもらい、廃棄処分になる野菜を減らし、農家を、八百屋orスーパーを、日本を、日本の食文化を救うチャンスです。
がんばれクックパット!頑張れレシピサイト!がんばれリュウジ! がんばれ地球!頑張れちびノリダー!

【 追記 】

私の料理歴は結構長いのですが、へんに慣れてしまって、以前は調味料の分量とかを「適量・目分量」で作ることが多かったです。 それでもそれなりに作れていたので、イチイチ計るのも面倒だからと、あまりレシピとかを参考にしたことはなかったのですが、 「家族の為に毎日料理作るのって大変だなぁ、疲れるなぁ」と毎日もんもんと悩み、家族の為に料理を作ることは、私にとってかなりのストレスでした。

そんなある日、家族が「天津飯が食べたい」と言うので、天津飯を作ったことが無かった私は、クックパッドのつくれぽの多い天津飯のレシピを参考にし、 調味料もきっちり書いてある通りに計って作ってみたところ、天津飯のあんが美味しくて、家族にも「あ、この味、お店の天津飯と同じだ」と言われ、 人生で初めてレシピ通り作ると、美味しく作れて自分もラクだと気づいたんですね(遅いですよね笑)

それ以来、作りなれた料理でも、レシピをちゃんと見て、調味料の分量など、ちゃんと計って作るようにしたら、本当に毎日の料理作りがラクになりました。

日本の料理は白いご飯におかずという組み合わせが多いので、たぶん世界で一番、日本人が料理にかける時間と手間が多く大変だと思います。 買い物に家事、掃除など、やることは沢山あって、その上で美味しい料理を家族に作らなきゃいけない。 時間もお金も手間もかけられないのだから、「簡単に作れて美味しいと評判のレシピを 書かれてある通りに作る」のが、 一番ラクで失敗なく、何度も味見をして味や水加減を調節するわずらわしさもないわけです。

「料理は自己流じゃなく、レシピの通りにちゃんと計って作る」のが一番失敗もなく美味しく作れる」これが私の長い料理人生の中で学んだ結論です。

昔は「大さじ2」とか「水100cc」とか計るのは面倒だと思っていましたが、むしろ逆なんですよね。 計ってその通り作ってる方が、余計なこと考えなくて良いから、はるかにラクなんですよね。
もっと早くその事に気づいてたら、あんなに毎日料理のことで悩んで疲れて、頑張りすぎなくて良かったのに、と思います。

みなさんも料理は無理せず、何も考えずにレシピ通り作って、日々の料理のストレスから少しで解放されましょうね笑


私は料理を作る時、クックパッドの人気レシピやユーチューブの人気レシピを参考にすることが多いのですが、 料理研究家リュウジさんのレシピも大好きでよく作ります。

リュウジさんのレシピは煮物でも鍋でもお肉がやわらかいんですよ。小麦粉をもみこんだ鶏肉とカブを烏龍茶で煮た煮物のレシピがあるのですが、それがお肉がやわらかくて優しい味で凄く美味しいので、 私は大根と鶏肉でよく作ります。
他にも豆腐と納豆のふわふわ焼きとか、糖質少なめで簡単に作れるので、一時期ドハマりして2か月位い毎日作り置きして食べてました。 忙しい朝でもチンして食べれて栄養もしっかり摂れるので、メチャメチャお勧めです。

ただ、これはレシピサイト全般に言えることですが「塩ひとつまみ」と記述するのはやめて欲しい。

塩って少量でも味がかなり変わるので、多めのひとつまみなのか、少なめのひとつまみなのかによって、味が全然変わっちゃうので、塩だけは正確に小さじ半分とか書いてくれるとありがたいな、と思います。


ユーチューブといえば私は海外で暮らす日本人の動画を見るのも好きなのですが、ヨーロッパ、特にドイツ人は食に対する考え方や価値観が日本人とは全然違うのだそうです。

多くの日本人にとって、食事、食べることは、単に栄養・エネルギーを摂取すること、ではないですよね。でもドイツ人はそれに近い人も多いのだそうです。

日本人は食べる事そのものを楽しむ人が多いですが、ドイツやヨーロッパでは、家での食事は 料理をすること自体がめんどくさい、簡単にパッとすませられればそれで良いと考える人も多いのだとか。

日本でも共働きが増え、仕事や家事をしながら料理を作るのは大変ですし、忙しい中で手間と時間をかけて作った料理が家族に不評だったりすると「二度と料理なんか作りたくない」と落ち込むこともありますよね。
でも、どんなに疲れてても家族のために料理を作るのは、やっぱり食事・食べることって大切な楽しみだからだと思うのです。

肉じゃがを作る時、「栄養があるから肉じゃがを作る」って人はいないですよね。糖質多いしヘルシーでも栄養豊富でもない。
でも、なんで手間暇かけて肉じゃがなんてものを作ってるかって言ったら、それは家族が喜ぶから、美味しいって喜んで食べてくれるからだと思うんです。

クックパッドやユーチューブのレシピが人気なのも、日本人の食に対する意識や関心が高いことと無関係ではないのです。 (これがもしドイツや料理への関心の低い国だったら、見る人はもっと少ないと思う)
国によって、食に対する意識や考え方、価値観が違うのもそれはそれで面白いですが、日本の女性も忙しいのだから、簡単で美味しいレシピがどんどん増えて、 女性がもっとラクに料理や家事をこなせたら良いですよね。

あと、余談ですが、私が一番最初にレシピ系のサイトを作ろうと思ったきっかけは、肉食以外のレシピのレパートリーを増やしたかったからです。
私も家族もベジタリアンじゃないし、肉も食べるし やきとりなんかも好きですが、親も高齢になり、私自身も40歳を過ぎて更年期真っ只中で、胃腸の調子が悪い日や、体調の悪い日も増えたこと、 親戚や知人などが、癌など色々な病気になったり、比較的若い年齢で病気で亡くなったりしたことで、食べることの大切さや、何をどう食べるか、といった様なことを真剣に考えるようになりました。

父は元々食の細い人でしたが、70を超えてからさらに食が細くなり、肉や小骨の多い魚、消化の悪い物、添加物の多い食べ物などを受け付けなくなったので、おかずのメインに肉が出ることは減り、お刺身や魚介類のおかずが今では多いです。
(※魚=骨があるイメージの方もいるかもですが、カジキマグロやブリの切り身、鮭など、骨が無い、又はあっても小骨の少ない魚も結構あるんですよ)

私も若い時のように肉を食べたいと思わなくなり、カレーや煮物などには肉を入れますが、あまりメインで食べることはなくなりました。
私がなんとなく昔から思っていることなのですが、お肉の食べ過ぎは体に良くないような気がします。
栄養学的な話じゃなくて、動物は人間の様に感情があるので、念を受けるというか、そんな風に感じます。
なので、健康で長生きするためにも、皆さん、お肉はほどほどに、体に良いものを美味しく食べて健康になりましょうね~。

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