漬物人気レシピ1位「もう浅漬けの素は買いません・・・」つくれぽ1000越クックパット殿堂入/ジャンル,料理別に掲載

漬物人気レシピをジャンル別に掲載。 クックパットつくれぽ1000越殿堂入り人気1位

脱マンネリ!!

Achaar – ネパール料理 ~ 発酵と香辛料の宝石箱

ネパールの家庭で欠かせない「アチャール」は、ただの漬物ではありません。大根、トマト、青マンゴーなど何でも材料にされ、マスタードオイル、にんにく、フェヌグリークなどでパンチの効いた味に。ひとさじですべての料理を引き立ててくれる頼もしさがあり、あのピリリとした辛みの余韻がクセになります。

Torshi – イラン料理 ~ 酸味の深さに驚く中東の漬物

トルシは一見地味な漬物ですが、ワインビネガーと数種類のスパイスが何層にも風味を作り出しています。カリッとした歯ざわりに始まり、じわじわと広がる酸味と微かな甘み。食卓の端にひっそり並ぶ存在ですが、気づけば手が伸びてしまう、そんな魅力があります。

Curtido – エルサルバドル料理 ~ 発酵キャベツで食欲が加速する

中米の小さな国エルサルバドルで、ププサの相棒として登場するのがクルティード。キャベツ、玉ねぎ、人参を酢とオレガノで発酵させた、軽やかでピリッと爽やかな漬物。シャクシャクという音とともに、食欲をぐんと引き上げてくれます。素朴だけど、芯のある味。

Zha cai – 中国(四川)料理 ~ ピリ辛でしびれる漬け菜

ザーサイはただの漬物ではありません。しっかりと発酵され、唐辛子と花椒でビリビリと痺れる風味が魅力的。刻んでチャーハンに入れても、そのままごはんと食べても、口の中でぷつんとした食感とともに香りが広がります。食卓に忍ばせておきたい一品。

Sauerkraut – リヒテンシュタイン料理 ~ 微妙な酸味がクセになるキャベツ発酵

ドイツやオーストリアで有名ですが、実は小国リヒテンシュタインでも愛されているサワークラウト。キャベツの自然発酵から生まれるこの酸味はどこか優しく、肉料理と一緒に食べると重たさを和らげてくれます。もくもくと立ちのぼる湯気の中、温かい煮込みと一緒に味わえば、じんわり心まで温かく。

Pickled Mustard Greens – ラオス料理 ~ ふくよかな酸味のある高菜の漬物

ラオスの市場で手に入る「パック・ガードドーン」は、からし菜を塩と米ぬかで漬けた伝統的な漬物。湯気の立つもち米と一緒に手でつまみながら食べると、しっとりとした酸味と穏やかな塩味が絶妙。控えめなのに忘れられない、そんな存在感。

Pickled Watermelon Rind – アルバニア料理 ~ スイカの皮が驚きの主役に

アルバニアでは、スイカを食べたあとの皮すらも無駄にしません。小さくカットして酢漬けにされたその皮は、歯ざわりがよく、ほんのりとした甘さが意外なほどクセになります。冷やして食べると暑い日の箸休めにも最適。素朴だけど「おっ」と思わせる一品。

Giardiniera – イタリア(南部)料理 ~ 野菜が奏でる酢のハーモニー

日本ではあまり知られていませんが、イタリア南部ではカリフラワーやピーマン、セロリなどをビネガーで漬け込んだ「ジャルディニエラ」が家庭の常備菜。カリッとした食感、野菜ごとの甘みと酸味のバランスが絶妙で、前菜としてもパンと一緒でも大活躍。

Pickled Tea Leaves – ミャンマー料理 ~ 茶葉で味わう驚きの漬物

「ラペットゥ」と呼ばれる発酵茶葉の漬物は、ミャンマーならでは。お茶っ葉を漬け物にする発想にまず驚きますが、ひとくち食べるとほのかな渋みとコク、塩味が見事に絡み合っていて感動します。おつまみとしても、炊き立てごはんにのせてもぴったり。

Pickled Mango – スリナム料理 ~ 甘くないマンゴーの魅惑

南米スリナムでは、未熟なマンゴーを塩と酢でしっかり漬けて、甘みをまったく出さずに楽しむ文化があります。シャキッとした果肉の食感と強めの酸味がクセになり、揚げ物の付け合わせに抜群。初めて食べたらびっくりするかもしれませんが、そのギャップがたまらないの。