鮭・サーモン人気レシピ1位「ふっくらやわらかに仕上げるコツは●●」つくれぽ1000越クックパット殿堂入/ジャンル,料理別に掲載
鮭・サーモン人気レシピをジャンル別に掲載。 クックパットつくれぽ1000越殿堂入り人気1位
脱マンネリ!!
Gravlax – フェロー諸島料理 ~ 自然発酵に近いサーモンの塩締め
アイスランドよりもさらに風が強く、海が荒れるこの島では、塩と少しの砂糖、ハーブで締めたサーモンを冷涼な風通しの良い納屋で数日熟成させます。ナイフを入れると、ほんのりとした甘さと海の香りが立ち上り、しっとりとした口当たりとともに静かな余韻が続きます。地元のライ麦パンとバターと一緒に味わうのが基本スタイル。
Røkt laks – ノルウェー(サーミ民族)料理 ~ 土と煙に包まれたサーモン
このサーモンは、ただの燻製ではありません。サーミ民族は白樺やトナカイの乾燥糞を混ぜた特別な煙でじっくり時間をかけて燻します。香りはどこか土っぽく、遠く北の森を思わせるスモーキーな風味。しっとりとした食感と野趣ある香りが魅力。
Salmo al Escabeche – ボリビア料理 ~ 酸味のきいたアンデス風サーモンマリネ
アンデスの澄んだ空気の中で味わうサーモンは、酢漬けにすることで驚くほどさっぱりと変身します。紫玉ねぎや唐辛子の輪切りが色鮮やかに踊るこの料理は、冷たいまま提供され、シャキッとした野菜の歯ごたえと、ふっくらしたサーモンのコントラストが楽しい。ひと口ごとに広がる酸味が癖になります。
Lohi-Kaalilaatikko – フィンランド料理 ~ サーモンとキャベツの田舎風重ね焼き
優しい味わいの煮込み料理で、薄切りにしたサーモンとキャベツを重ね、ほんのりスパイスを効かせてオーブンで焼き上げます。柔らかくなったキャベツに、サーモンの旨味がじわりと染み込み、噛むたびにミルキーな風味が広がります。冬の森小屋の食卓が目に浮かぶような温かさ。
Salmon Kukusa – ロシア(カレリア地方)料理 ~ 木の器で食べる温製サーモンスープ
カレリア地方では、白樺の木で作った器「ククサ」でサーモンスープを味わいます。じゃがいもやディルが香るスープは、湯気とともに淡いオレンジ色のサーモンがちらほらと浮かびます。スプーンですくえば、とろけるような舌ざわりが広がり、木の香りとともに森の生活が口いっぱいに広がります。
Salmón a la Naranja Agria – ドミニカ共和国料理 ~ 苦みと柑橘が決め手のサーモン
ここでのサーモンは、甘くも苦くもあるオレンジの一種「ナランハ・アグリア」と一緒に焼き上げるのが特徴。皮はパリッと香ばしく、果実の苦みがほんのり漂います。意外にもその苦みがサーモンの脂を中和し、清々しく食べられるから不思議。
Miso Salmon with Cassava – スリナム料理 ~ アジアと南米の融合
スリナムでは、日本人移民の影響もあり、サーモンを味噌でマリネしてタロイモやキャッサバと一緒に焼くスタイルが見られます。香ばしさと甘みのバランスが絶妙で、ほくほくの根菜がサーモンの脂を吸い込むことで、一層リッチな食感に仕上がります。
Salmon Tiganito – キプロス料理 ~ カリッと揚げたサーモンの香草オイルがけ
キプロスでは、サーモンをあえて揚げます。衣のない唐揚げのように外はカリッと、中はふっくら。その上にレモンとオレガノが香るオリーブオイルをかけて仕上げます。シンプルだけど香りの立ち方が絶妙で、冷えた白ワインと一緒に昼から楽しみたい味わい。
Sake Palusami – トンガ料理 ~ ココナッツとサーモンの南国包み焼き
タロイモの葉でサーモンを包み、ココナッツミルクでじっくり蒸し焼きにするトンガの家庭料理。包みを開くと甘いココナッツの香りと、しっとりとしたサーモンの優しいピンクが現れます。濃厚なのにくどくない、不思議な軽さを持つ逸品。
Salmone ai Capperi di Pantelleria – イタリア(パンテッレリーア島)料理 ~ サーモンと島のケッパーの共演
イタリア南部の火山島で作られるこの一皿は、地元産の芳醇なケッパーと白ワインでマリネされたサーモンが主役。塩気と酸味、そして日差しのようなケッパーの香りがサーモンに絶妙に絡み、海と火山が育んだ土地の力強さを感じさせてくれます。