ゼリー人気レシピ1位「プルプル食感は黄金比率と●●で」つくれぽ1000越クックパット殿堂入/ジャンル,料理別に掲載

ゼリー人気レシピをジャンル別に掲載。 クックパットつくれぽ1000越殿堂入り人気1位

脱マンネリ!!

Cocada de Gelatina – ウルグアイ料理 ~ ココナッツ香るゼリーのような甘い夢

ゼリーと聞いて思い浮かぶのはつるんとした透明感。でもこのウルグアイのゼリーはちょっと違います。ココナッツミルクとゼラチンが合わさることで、ぷるぷるというよりも"もっちり"とした食感に。淡い白に透けるココナッツの繊維が見た目にも優しく、ひとくちごとに南国の香りがふわりと広がります。

Ashure Jelly – トルコ料理 ~ 歴史が詰まった多層ゼリーの贈り物

アシュレは通常お粥ですが、トルコの一部ではこれを冷やしてゼリー仕立てにすることも。ドライフルーツ、豆類、ナッツ、スパイスが層を成し、カット面がとても美しい。香りはシナモンとバラ水。プルンとした食感の奥に、ほっくりした豆の粒感。噛むたびに「これは何だろう」と探る楽しさも魅力。

Zelatina di Karkadè – エリトリア料理 ~ ハイビスカスが香る赤いゼリー

深紅にきらめくこのゼリーは、エリトリアで飲まれているカルカデ(ハイビスカスティー)から作られています。さっぱりとした酸味が口の中でパチッとはじけるように広がり、暑い日にはぴったりの一品。軽くスパイスを効かせることもあり、後味が不思議とクセになります。

Geleia de Mocotó – ブラジル料理 ~ 牛骨から生まれたゼリーの意外な魅力

甘いのに、出どころは牛のすね。これはモコトと呼ばれる牛骨スープを冷やし、砂糖やシナモンを加えて作るゼリー。少しゼラチン感の強い舌触りと、どこか肉の名残を感じる独特の風味が特徴。ブラジルの田舎町では、朝食にパンと一緒に食べられることもある、少し変わった郷土の味。

Jelly with Kvass – ウクライナ料理 ~ パンのジュースで固めた冷たい前菜

クワスという黒パンを発酵させた微炭酸飲料をベースに、野菜やハーブを閉じ込めたゼリーは、味よりもまず見た目が驚き。透明感のある琥珀色の中に緑や赤が浮かび、まるで宝石箱。ひんやり冷たくて、口に入れた瞬間に炭酸の名残が舌にピリッときます。

Raivavae Jelly – フランス領ポリネシア料理 ~ タロと海藻のゼリー菓子

見た目はほとんど紫色の寒天。でも味は想像以上に海。タロイモと一緒に煮込まれた海藻の風味が独特で、甘さは控えめ。自然素材だけで仕上げられているため、口にするとどこか懐かしく、ほのかに潮風を感じる味わいがします。

Jelly de Licor de Café – コスタリカ料理 ~ コーヒーリキュールが香る大人のゼリー

濃厚なコーヒーリキュールを使ったこのゼリーは、ひとくち食べるとまるでエスプレッソを口に含んだような深みのある苦味と甘さが一緒に来ます。スプーンですくうと、琥珀色のゼリーがとろりと揺れ、アルコールの香りが鼻に抜ける瞬間がなんとも贅沢。

Tambran Jelly – トリニダード・トバゴ料理 ~ タマリンドの酸っぱ甘さが決め手

タマリンドを煮詰めて砂糖と合わせ、冷やして固めたこのゼリーは、南国の屋台でもおなじみのデザート。とろっとした舌触りと、思わず目が覚めるような酸っぱさが特徴。子供の頃に食べた秘密のおやつのような、ちょっといたずらっぽい味わい。

Budae Jeongol Jelly – 韓国(済州島)料理 ~ ミックス鍋を固めた新食感

実は鍋のスープを固めて冷製ゼリーにする文化がある済州島では、キムチや豆腐、魚介の旨みが染み出たスープを使ったゼリーが前菜として出されることも。見た目は控えめでも、舌に乗せるとどんどん複雑な味が広がり、「これは何が入ってるの?」と考えたくなる楽しいひと皿。

Aspic de Saumon – ルーマニア料理 ~ サーモンの姿が見えるごちそうゼリー

ルーマニアの家庭で特別な日によく登場するのが、サーモンを閉じ込めたゼリー。薄く透けるゼラチンの中にサーモンの身が浮かび、そのまわりに彩り豊かな野菜が咲くように配置されています。冷たく、しっかりとした歯ごたえで、食卓に華やかさを添える逸品。