《人気1位・クックパット殿堂入》食パンアレンジレシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気の食パンアレンジレシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介

脱マンネリ!!
1. Torrija(トリーハ)– スペイン
見た目はフレンチトースト、でも香りと食感はまったく違う。スペインの復活祭に登場するこのお菓子は、たっぷりのミルクとシナモンで浸された食パンをオリーブオイルでカリッと焼き上げ、最後にハチミツや赤ワインシロップをとろりとかける。外はサクッと、中はとろり。シナモンの甘く焦げた香りが、地中海の午後を思わせる。
2. Chivito Toast(チビート・トースト)– ウルグアイ
ウルグアイの国民的サンドイッチ「チビート」を、分厚いトーストで再構成。牛ステーキにチーズ、ハム、トマト、レタス、そして目玉焼きまでのせて、マヨネーズをたっぷり。ナイフで切ると、ジュワッと肉汁がパンに染み込む。豪快で、まるでステーキディナーをそのまま食パンにしたようなボリューム。
3. Kaya Toast(カヤトースト)– シンガポール
朝の屋台に並ぶと、香ばしいトーストの匂いに誘われる。サクッと焼いたパンに、卵とココナッツミルクから作る甘い「カヤジャム」と有塩バターを挟んだシンガポールの朝ごはん。バターの塩気とカヤの甘みが溶け合い、熱いコピ(濃い甘いコーヒー)との相性が抜群。噛んだ瞬間、東南アジアの湿気と活気が広がる。
4. Welsh Rarebit(ウェルシュ・レアビット)– イギリス(ウェールズ)
チーズトーストの王様、と言いたくなる濃厚さ。パンの上にかけるのは、チェダーチーズとマスタード、ビールを混ぜた熱々のチーズソース。とろりと溶けるチーズから立ち上るアルコールの香りが食欲をそそる。とろみのあるコク深い味が、焼きたてのパンの香ばしさと絡み合い、雨の日の午後にぴったりな一皿。
5. Rabanada(ハバナーダ)– ブラジル
クリスマスの朝に食べる甘いごちそう。食パンをミルクと卵に浸し、揚げてからシナモンシュガーで包むという、ラテン版フレンチトースト。揚げたては外がカリッと、中はプリンのようにふるふる。ほのかにラム酒が香ることもあり、大人の甘さが広がる。子どもも大人も笑顔になるブラジルのやさしい一品。
6. Strammer Max(シュトラマー・マックス)– ドイツ
朝食にもランチにも登場する、ドイツ流"男のトースト"。ライ麦パンを軽く焼いて、ハムと目玉焼きをのせただけのシンプルなもの。とはいえ、パンの酸味と肉の塩気、半熟黄身のとろけ具合が絶妙にマッチ。ナイフを入れると黄身がじゅわっと流れ出し、パンに染み込む。簡単なのに妙にリッチな満足感がある。
7. Bombay Sandwich Toast(ボンベイ・サンドイッチ・トースト)– インド
一見、ただの野菜サンド。でも、ひと口かじれば香辛料の洪水。じゃがいも、きゅうり、玉ねぎ、トマトを食パンに挟み、コリアンダーチャツネとマサラを忍ばせる。そして鉄板でぎゅっとプレスして焼く。外はカリッ、中はスパイシー。駅のホームで、汗をぬぐいながら頬張る姿が目に浮かぶよう。
8. Croque Monsieur(クロックムッシュ)– フランス
カフェの香りが漂ってきそうな、フランス式ホットサンド。ハムとチーズをパンに挟み、さらに上からベシャメルソースをかけて焼く贅沢な一品。とろけるチーズの香りが広がり、表面は黄金色にカリッと焼き上がる。ナイフで切るとソースがじゅわっと流れ出し、濃厚でいて上品な味わいが口いっぱいに。
9. Tunisian Brik Toast(チュニジア風ブリックトースト)– チュニジア
本来は春巻きのような料理「ブリック」を、食パンで大胆にアレンジ。ツナ、卵、パセリ、スパイスをパンで包み、両面をこんがり焼く。中の卵はとろっと半熟に仕上げ、かじると黄身とツナの旨味が熱々の蒸気とともに飛び出す。クミンや唐辛子がピリリと効いていて、地中海の熱風を感じる一皿。
10. Avocado Toast with Dukkah(アボカドトースト・デュッカ風)– オーストラリア
アボカドトーストの本場オーストラリアでは、食パンの使い方も進化系。クリーミーなアボカドに、デュッカ(ナッツやスパイスのミックス)をたっぷりふりかけると、香ばしさが弾ける。パンのカリッとした歯ごたえと、ナッツのザクザク感、レモンの爽やかさが合わさり、朝からテンションが上がる。健康的で美味しい一皿。