《人気1位・クックパット殿堂入》フィナンシェレシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気のフィナンシェレシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
Beghrir Financier(モロッコ)
本来クレープ状の「ベグリール」を、アーモンドプードルと焦がしバターで焼き上げて再構築したような新感覚焼き菓子。表面は無数の気泡でふわふわ、中はしっとり。バラ水やオレンジブロッサムの香りがほんのり香ることも。ミントティーと合わせて食べると、一気にモロッコの空気を感じる。
Financier à la Pistache(レバノン)
レバノンで親しまれるピスタチオをふんだんに使ったフィナンシェ風ケーキ。香ばしいバターの香りと、ほろっと崩れるような食感の中に、ピスタチオの濃厚な香味が広がる。ときおりローズウォーターやカルダモンを忍ばせて、味に奥行きを持たせることも。コーヒーとの相性が抜群。
Financier au Sésame Noir(韓国)
黒ごまペーストとアーモンドプードルを合わせた韓国風フィナンシェ。オーブンから漂う香ばしさは香りだけでご飯が食べられそうなくらい。ひと口食べると、焦がしバターと黒ごまの苦味がじわじわ広がり、最後にほんのりした甘さが追いかけてくる。和菓子のようでいて、きちんと焼き菓子。
Kaya Financier(シンガポール)
シンガポールの定番「カヤジャム」(ココナッツ&卵のスプレッド)を使ったバリエーション。ココナッツミルクのコクと、パンダンリーフのエキゾチックな香りがフィナンシェのバター感と出会うことで、まるで南国の朝食のような仕上がりに。外はカリッと、中はしっとり、香りはねっとり濃厚。
Ma'amoul Financier(中東)
デーツやくるみ、ピスタチオなどを詰めた中東の伝統焼き菓子「マームール」に、フランスのフィナンシェ的要素を融合。バターとアーモンドの香りにスパイスやドライフルーツが加わり、手のひらサイズの小宇宙が生まれる。ほろほろ崩れそうで、実はずっしり。午後のチャイと一緒に。
Butter Almond Cake(アメリカ)
アメリカのベーカリーで見かける、シンプルで力強いアーモンドバターケーキ。名前にフィナンシェとはつかないが、材料や香りは驚くほど近い。外はカリッと焼き固められ、中は濃密で、ナイフを入れるとじゅわっとバターがにじむ。気取らず、でもやみつきになる親しみやすさ。
Financier au Thé Matcha(台湾)
台湾のカフェスイーツとして人気の抹茶フィナンシェ。日本とはまた違い、少し甘めでバターの風味が強め。表面はしっかり焼かれていてカリッと香ばしく、中はとろけるような濃い緑。ジャスミンティーや烏龍茶と合わせて、ちょっと贅沢な午後のひとときを。
Hazelnut Financier(イタリア)
アーモンドの代わりにピエモンテ産のヘーゼルナッツを使ったイタリア版フィナンシェ。ナッツの油分がバターと混ざり合い、口に含んだ瞬間に「ナッティな香ばしさ」が弾ける。焦がしバターがあまり主張しすぎず、ナッツの個性が際立つ仕上がり。エスプレッソとぜひ一緒に。
Bánh Bơ Nướng(ベトナム)
直訳すると「焼きバターケーキ」。アーモンドこそ使われていないが、焦がしバターと卵の風味が強く、フィナンシェを思わせる味わい。魚醤やココナッツの要素が加わることもあり、ほんのり異国の香りが鼻に抜ける。食感はしっとりで、表面だけがさっくり。ベトナムコーヒーと合わせたい。
Financier au Cacao(ベルギー)
カカオニブやココアパウダーを加えた、ビターな香り漂うベルギー風フィナンシェ。焼き立てはふわっとカカオが香り、時間が経つと生地が落ち着いてよりしっとり。チョコレート大国ならではのアレンジで、甘さは控えめ、でも奥行きは深い。ワインと合わせたくなる大人の焼き菓子。