《人気1位・クックパット殿堂入》さつまいもケーキレシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気のさつまいもケーキレシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
Gâteau de patate douce – レユニオン島
インド洋に浮かぶレユニオンでは、フランスの焼き菓子文化とクレオールの食材が交差する。その中で愛されているのが、しっとりと焼かれたさつまいもケーキ。ほんのりラムが香る生地に、バニラとレモンの皮がアクセントを添える。口に含むと、滑らかな舌ざわりとふんわりした甘みがじんわりと広がる、海辺の午後にぴったりの一切れ。
Torta de batata – ウルグアイ
南米ウルグアイでは、家庭のオーブンでよく焼かれる「バタタ(さつまいも)」のケーキがある。見た目は素朴だが、しっかりキャラメリゼされたトップとしっとりもちっとした生地が絶妙。ナツメグやシナモンが控えめに香り、濃いマテ茶と合わせると、地元のおばあちゃんの台所の風景が浮かんでくる。
Pain doux patate – ハイチ
ハイチの「甘いパン」は、さつまいもが主役。名前こそパンだが、実態はどっしりとしたケーキで、バターやコンデンスミルクが惜しみなく使われている。焼き上がりの香ばしさと、スパイスのほのかな刺激が一緒になって、屋台の甘い香りに誘われるような気分にさせてくれる。
Gâteau Douceur – マルティニーク
フランス領カリブのマルティニークでは、「ドゥスール=優しさ」と呼ばれるさつまいもケーキがある。ココナッツとレーズンが練り込まれ、焼いている途中から甘くて香ばしい匂いが家じゅうに広がる。表面の焦げ目が香ばしく、冷めてももっちり感が残るのが魅力。家族の団らんの中心に置かれるような、温かみある一品。
Bolo de batata-doce – カーボベルデ
カーボベルデの山間部では、素朴なさつまいもケーキがよく作られる。粉をほとんど使わず、すりおろしたさつまいもと卵、砂糖で作られるこのケーキは、まるで濃厚プリンのような質感。焼きたてはふわっと、冷めるとしっとり。ほんのり塩をきかせるのが現地流で、甘さの中に深みが宿る。
Keke ya viazi – ケニア
ケニアでは「ビアジ(さつまいも)」を使ったケーキが、特別なお茶の時間に登場する。ふわっと軽い生地に、ほんのりとした甘みとスパイスが加わって、どこか懐かしい味。切るとやわらかい黄色の断面が現れ、ほんのり湯気が立ち上る。チャイと一緒に頬張ると、体の奥からほっとするような満足感が広がる。
Bizcocho de camote – エルサルバドル
中米エルサルバドルの小さな村では、さつまいもをすりおろして焼き上げる「ビスコーチョ」が伝統的なおやつ。表面はカリッと、中は柔らかくてほくほく。ほんの少しシロップが塗られていて、噛むごとに素朴な甘みがにじみ出る。手に取った瞬間、指先にほんのり温かさが残るような焼き加減が心地よい。
Patate douce cake – ベナン
ベナンの路地裏ベーカリーで焼かれるさつまいもケーキは、コーンミールと合わせた独特のザラッとした食感が特徴。焼き色は濃いめで香ばしく、外側はカリッと内側はしっとり。オレンジの皮を細かく刻んで混ぜ込むのが現地のやり方で、ひとくち目にふわっと柑橘が広がるのが印象的。
Bánh khoai lang nướng – ベトナム中部
ベトナム中部の町で、屋台に並ぶ「焼きさつまいもケーキ」は見た目も可愛らしいミニサイズ。タピオカ粉を混ぜてあるので、噛むともちもち。砂糖を控えめにして、素材の甘みを引き立てる。焼きたてを紙に包んで、川沿いで頬張るのがローカル流。指先に感じる熱さが、焼きたての証。
Keke fa'i patate – サモア
南太平洋のサモアでは、さつまいもを使った「ケケ(ケーキ)」が伝統的に作られている。ココナッツミルクをたっぷり使って焼かれたケーキは、表面が金色に輝き、切ると湯気とともに甘く香ばしい香りが立ちのぼる。島のバナナを加えることもあり、甘くてとろけるような食感がたまらない。