《人気1位・クックパット殿堂入》お麩レシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気のお麩レシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
Seitan(セイタン)~アメリカ・ヴィーガン料理~小麦グルテンから生まれた"肉もどき"
日本のお麩に似た食材として、欧米のヴィーガン界で人気の「セイタン」があります。小麦グルテンを練って茹でたり蒸したりしたもので、弾力があり、煮込むとまるで肉のような食感になります。バーベキューソースをからめて焼くと、香ばしい香りと噛み応えがあり、知らない人は本当に肉だと思うほど。ヘルシー志向の食卓によく登場する存在。
Miàn Jīn(面筋・ミエンジン)~中国の精進料理~煮込んでも崩れないグルテンの塊
中国でも、小麦グルテンを固めた「面筋(ミエンジン)」が古くから精進料理に使われています。形はさまざまで、団子状や棒状にして煮物や炒め物に加えられます。スープで煮ると、旨みをたっぷり吸い込みながらも、むちっとした弾力が残るのが魅力。薬膳スープに浮かぶ面筋を噛むと、じんわりと滋味深い味が広がります。
Yuba(ゆば)~中国・台湾の乾物料理~乾燥させて長期保存、煮物の名脇役
日本でもおなじみの湯葉は、中国や台湾では乾燥させて「腐竹(フージュウ)」として流通。水で戻して煮物や炒め物に使われます。日本のお麩のように、旨みを含むスポンジ的役割を担うことが多い。煮汁をたっぷり吸ったフージュウは、噛むとじゅわっとスープが広がり、豆の香ばしさが鼻に抜ける瞬間がたまりません。
Wheat Gluten Puff(油面筋)~上海の家庭料理~ふわふわの揚げ麩ボール
上海や江南地方では、小麦グルテンを丸めて揚げた「油面筋」が人気。日本の揚げ麩にそっくりで、煮物に加えるとスープをぐんぐん吸い込みます。一口噛むと、外側はしっとり、内側からはじゅわっと甘辛い煮汁が染み出す幸福感。家庭料理でも祭りの屋台でも、ほっとする味わい。
Buddha's Delight with Gluten(羅漢斎)~香港の精進料理~行事に欠かせないグルテン入り煮込み
旧正月や精進の日に食べられる「羅漢斎」には、乾燥麩や油麩のようなグルテン食材が欠かせません。干し椎茸や筍と一緒に煮込むと、旨みを吸い込んだグルテンが主役級の存在感を放ちます。とろりとした煮汁と一緒に口に運ぶと、弾力ある食感と深い香りが同時に訪れ、まさに精進のごちそうという趣。
Mock Duck(もどき鴨)~タイ・中華系料理~グルテンが化ける伝統的精進食
タイや中華系レストランで見かける「Mock Duck(もどき鴨)」は、小麦グルテンを層状に重ねて煮たもの。見た目も食感も本当に鴨肉そっくりで、ベジタリアンの人気メニュー。タレが染みた一片を噛むと、繊維質のようなほぐれ方とタレの甘辛さが広がり、肉を食べている錯覚に陥ります。
Vegetarian "Goose"(素鵞)~マレーシア・ペナンの精進料理~祝宴に登場するお麩のごちそう
マレーシアの中華系寺院料理では、「素鵞(Vegetarian Goose)」という、お麩を層にして巻き、揚げたり煮たりした料理があります。見た目はガチョウ肉のようで、祝いの席にふさわしい華やかさ。皮目の香ばしさと、層の間にしみこんだ甘辛いタレ。口の中でじんわりほどける食感は、お麩好きにはたまりません。
Glu10n Roulade(グルテンルラード)~ドイツのベジタリアン料理~ハーブ香るお麩のロール煮込み
ドイツのベジタリアンレストランでは、小麦グルテンを生地にしてハーブや野菜を巻き、ロール状に煮込む「グルテンルラード」が登場します。日本のお麩に近い食感で、ソースをよく吸うのが魅力。ナイフで切ると、湯気と一緒にハーブの香りがふわり。肉なしなのに満足感のある一皿。
Fu Stew(お麩シチュー)~ネパールの家庭料理~スープを吸うやさしい存在感
ネパールの一部地域では、小麦グルテンを乾燥させたものを野菜スープに入れる家庭料理があります。現地では特別な名前はなく、日本のお麩にそっくり。スープを吸ってふくらんだお麩は、やさしい噛み心地で体にすっとなじむ味。山間の寒い夜に食べたくなる一品。
Korean Wheat Gluten Skewers(グルテン串焼き)~韓国の屋台料理~甘辛ソースがしみたもちもち食感
韓国の屋台では、小麦グルテンを棒に刺して甘辛いタレで焼いた「グルテン串」が見られることがあります。日本の焼き麩を連想させる素朴さ。噛むとタレの甘みと唐辛子のピリッとした刺激がじゅわっと広がり、もちもちの食感が楽しい、歩きながら食べたい一串。