《人気1位・クックパット殿堂入》シロップレシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気のシロップレシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
Grenadine ~フランス~ザクロの赤い誘惑シロップ
フランス発祥のグレナディンは、元はザクロから作られる真っ赤なシロップ。今ではフルーツのブレンドもありますが、あの濃厚な甘酸っぱさと鮮やかなルビー色は変わりません。水やソーダで割れば一瞬でオシャレなドリンクに早変わり。カクテルやデザートにもひとたらしで、ぐっと華やぐ魔法の一本。
Date Syrup(Dibs)~レバノン~濃厚な自然の甘みが詰まった中東の黒い蜜
レバノンや中東各地で広く使われるデーツシロップは、「黒蜜のようで黒蜜じゃない」深みのある味わい。トロっと重たいテクスチャーで、スプーンから糸を引くように流れます。パンにつけたり、チーズにかけたり、さらには肉料理の隠し味にも。自然な甘みとミネラル感で、健康志向の人にも人気。
Agave Syrup ~メキシコ~甘さの中に草のようなほのかな青み
メキシコの広大なアガベ畑から生まれるこのシロップは、砂糖より甘いのに後味は軽く、クセがないのが魅力。ほんのりハーブっぽい香りもあり、ヨーグルトやパンケーキにかけるだけで異国気分。カクテルの甘味としても万能で、テキーラとの相性は言うまでもなく抜群。
Maple Syrup ~カナダ~大地と森が育てた黄金のしずく
バターの上でとろけるパンケーキにかけるのはもちろん、実はグリル料理にも使われるメープルシロップ。深くて優しい甘み、木の香り、焦がしたような後味。そのままスプーンで舐めても、じんわり幸せが広がります。カナダの寒さと自然がぎゅっと詰まった一滴。
Ginger Syrup ~タイ~ピリッと甘い、暑さに効く刺激のしずく
タイではショウガを煮詰めたシロップが家庭でも定番。紅茶や炭酸水に加えると、ぴりっとした刺激の後にふんわり甘さが追いかけてきます。スパイシーなのに優しくて、どこかおばあちゃんの知恵袋みたいな温もりがある。冷やして飲んでも、ホットでも、どっちでも心地いい万能系。
Blackcurrant Cordial ~イギリス~甘酸っぱくて濃厚、紫の記憶
イギリスの夏の午後を思わせるブラックカラントのシロップは、濃縮果汁というよりも、記憶を呼び覚ますような存在。水で割るだけで、グラスの中に森の香りと陽だまりの甘さが広がります。アイスクリームやパイに垂らすのも絶品で、ちょっと大人の味。
Rose Syrup ~インド~花の香りで包み込まれる甘さ
バラの花びらから作るローズシロップは、インドやパキスタンでは「グルカンド」や「ローズエッセンス」としてドリンクに、スイーツに、時には歯磨き粉にも。強めの香りに最初は驚くけど、冷たいミルクと合わせると一気にバラ園の中へ。ピンク色の幻想的なジュースに早変わりします。
Molasses ~南部アメリカ~サトウキビの黒い魔力
サトウキビを煮詰めて作るモラセスは、あのメープルよりももっと濃く、どっしりとした存在感のあるシロップ。香ばしさ、ほろ苦さ、深みのある甘さが絶妙に絡み合い、クッキーやパンに混ぜるとコクが一気に増します。牛乳にちょい足しする人もいる、通好みの味。
Carob Syrup ~ギリシャ~地中海の木の実が生んだ素朴な甘み
キャロブは「いなご豆」とも呼ばれる木の実で、これを煮詰めて作るキャロブシロップは、黒蜜に似た風味で、ほんのりチョコレートっぽいニュアンスも。ギリシャや地中海沿岸では伝統的に薬用にも使われ、ナッツと一緒にヨーグルトにかけると素朴ながら奥行きある味わいに。
Sirope de Piloncillo ~メキシコ~素朴で懐かしい黒糖の甘み
ピロンシージョは、さとうきびをそのまま固めた甘味で、これを煮溶かして作ったシロップは、カリカリのお菓子にかけたり、トウモロコシ粥に加えたりと大活躍。香りは土のようにやわらかくて、味は甘さだけでなく、かすかにスモーキー。昔ながらのぬくもりを感じさせるシロップ。