《人気1位・クックパット殿堂入》葛湯レシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気の葛湯レシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
Kuzu Tang ~中国~とろみのある漢方風くず湯スタイル
中国では「葛根湯(グーゲンタン)」と呼ばれる飲み物があり、漢方薬としても使われる葛粉を温かい湯に溶かして作ります。ほんのりとした甘みと、舌に残るトロリとした舌触りが特徴で、風邪の初期や冷え性対策に飲まれています。香りは自然で素朴、時には生姜や棗(ナツメ)を加えることで体がじんわりと温まります。
Arrowroot Porridge ~ジャマイカ~体に優しい熱帯のとろみドリンク
ジャマイカの家庭では、アロールート(葛に似た根)を使ったとろみのある「ポリッジ」が定番。牛乳や水で煮て甘くし、シナモンやナツメグを効かせた温かいドリンクは、朝食代わりや体調を整えるために飲まれます。トロッとした飲み心地とスパイスの香りが立ち、じんわりと身体に染み込んでくる一杯。
Feijão Mimoso Cremoso ~ブラジル~白いんげんで作る葛湯風あったか甘味
北東ブラジルでは「フェイジャオン・ミモーゾ」という、白いんげんをとろとろに煮て甘く仕立てた温かいスイーツがあり、葛湯に近い質感を持っています。豆の自然な甘みとミルクのまろやかさが合わさり、やさしくてホッとする味わい。冷えた夜に出てくると、思わず笑みがこぼれるような一杯。
Krupicová Kaše ~チェコ~セモリナ粉で作るほっこりとろみスープ
チェコの家庭で愛される「クルピツォヴァー・カーシェ」は、セモリナ粉と牛乳で作るシンプルな温かい甘い粥。舌触りはとろんと滑らかで、バターやシナモンをのせて食べることもあります。おやつにも、風邪のときにも、何でもない日にも登場する、あたたかな存在感のある一品。
Mazamorra ~ペルー~とろりと甘い紫とうもろこしの温かいデザート
ペルーの「マサモーラ・モラーダ」は、紫とうもろこしとフルーツ、そしてでんぷんでとろみをつけたデザート。温かくして食べることもあり、葛湯のようにとろっとした舌触りが心地よい。香りはフルーティーでスパイシー、ほんのり甘く、口に入れると体の芯から癒されるような感覚が広がります。
Sagu Doce ~ブラジル~小粒のとろみデザート、温かくても美味
ブラジル南部で愛されている「サグ・ドセ」は、タピオカパールをワインやシロップで煮てとろみを出したスイーツ。冷やして食べるのが定番ですが、寒い日には温かいまま食べることも。ぷるぷるの食感と、じわっとしみる甘みが絶妙で、まるで南米流のくず湯のような優しさを感じさせます。
Atol de Elote ~グアテマラ~とうもろこしのとろみ甘スープ
グアテマラの朝食やおやつに登場する「アトール・デ・エロテ」は、すりおろしたトウモロコシにミルクとシナモンを加えて煮た、とろみたっぷりの甘い飲み物。まるで葛湯のようなやさしい口当たりで、ひと口すするととうもろこしの香りが鼻にふわっと抜けていきます。寒い朝にぴったりな一杯。
Sahlab ~エジプト~オーキッド粉で作る中東版とろみドリンク
エジプトや中東で人気の「サーラブ」は、オーキッドの球根粉(葛粉に近い)と牛乳で作る、とろとろでスパイス香るミルクドリンク。温かく、上にはシナモンや刻みナッツが乗ることが多く、見た目も華やか。飲むときのとろみのある感覚と、香りの層が重なって、まさに五感をくすぐる体験。
Togwa ~タンザニア~発酵とうもろこし粥に似たローカルドリンク
タンザニアのトグワは、とうもろこしや雑穀を水で発酵させ、加熱してとろみを出したスープ状の飲み物。温かいまま飲むと、ちょっと酸味があって体の中からぽかぽかするような心地よさ。質感はやや粗めの葛湯のようで、家庭ごとに違う味があって奥が深い。
Boza ~ブルガリア~穀物の甘みと酸味が調和するとろみドリンク
ブルガリアやトルコで親しまれている「ボザ」は、小麦やとうもろこしなどの穀物を発酵させて作るドリンク。とろりとした舌触りで、ほんのり酸味とやさしい甘さが特徴。飲むというより「食べる」に近いとろみ感で、冷たいボザも美味しいですが、寒い日には常温のとろみが心地よく体を包んでくれます。