《人気1位・クックパット殿堂入》低糖質レシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気の低糖質レシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
1. Ceviche(セビーチェ) – ペルー
目の前に現れた瞬間、ライムの鋭く清涼な香りが鼻をくすぐる。セビーチェは、新鮮な白身魚やエビなどを柑橘果汁で「火を通す」南米の海の恵み。刻んだ赤玉ねぎとコリアンダーが加わり、シャキシャキとした歯応えと、キュッと締まった魚のしっとり感が絶妙に交差する。糖質はほとんどなく、南米らしい大胆な味わいを楽しみながらも、自然と低糖質が叶う嬉しい一皿。
2. Muhammara(ムハンマラ) – シリア
ローストした赤ピーマンとくるみをベースにした濃厚ディップ、ムハンマラ。にんにくとクミンの香りがじわりと広がり、ほんのり甘くて、でもピリリとスパイシー。通常はパンにのせて食べるが、生野菜にディップすれば低糖質スタイルに早変わり。ひとくちごとに、焚き火のそばで煮詰めたような深い香りと、なめらかな舌触りがクセになる。
3. Chawanmushi(茶碗蒸し) – 日本(例外的に)
静かな料亭の一角、蓋を開けるとふわりと湯気。出汁の香りが鼻孔をくすぐる。茶碗蒸しは、卵と出汁だけで仕立てられた、とろけるような蒸し物。中には鶏肉や椎茸、銀杏が隠れていて、ひと口ごとに異なる食感と香りが現れる。ご飯の代わりに、優しい温かさが空腹をそっと満たす。糖質が抑えられているため、控えめな食生活にもぴったりだ。
4. Grilled Halloumi(グリルド・ハルーミ) – キプロス
ジュウッという音とともに焼き上がるハルーミチーズ。外はカリッと香ばしく、中はモチモチと弾力がある不思議なチーズ。塩味が強めで、レモンを絞ればさっぱりと。パンなしでも主役級の存在感で、オリーブと一緒にワイン片手に楽しむのが地元流。糖質はほぼゼロ、満足感はフルスロットル。低糖質でここまで満たされるのかと驚くかもしれない。
5. Zigni(ズィグニ) – エリトリア
香辛料で赤く染まった牛肉が煮込まれた、東アフリカのシチュー。ベレベレというスパイスミックスの香りが立ち上り、ピリ辛でコクが深い。伝統的にはインジェラという発酵パンと食べるが、そのままスプーンで味わえば立派な低糖質料理。口の中でほろりと崩れる肉の柔らかさと、スパイスの余韻に、食欲が刺激され続ける。
6. Ensalada de Nopal(ノパルのサラダ) – メキシコ
カリカリ、ぬるぬる、不思議な食感の競演。これはウチワサボテンの若芽を使ったメキシコのサラダ。レモン汁とオレガノでさっぱり味付けされ、トマトや玉ねぎのシャキシャキ感が加わる。クセはあるが、慣れるとやみつきに。砂糖も炭水化物も使わないので、まさに自然の低糖質グルメ。
7. Shuwa(シュワ) – オマーン
オマーンの祝祭でしか味わえない豪快料理、シュワ。羊やヤギを香辛料でマリネし、バナナの葉に包んで地中で何時間も蒸し焼きにする。焼きあがると、ほろっと骨から肉が外れ、スモーキーで香ばしい香りが周囲を包む。炭水化物を一切使わず、香辛料と肉のうまみだけで完結する、濃密な低糖質のごちそう。
8. Okro Soup(オクロスープ) – ナイジェリア
指で掴んで、口元にトロリ。オクラの粘りがたっぷり入ったこのスープは、ナイジェリアでは主食と合わせて食べるが、単体でも十分に楽しめる。肉や魚、スパイスの旨味がとけ合っていて、喉ごしはまるでとろみのあるだし汁。糖質が控えめなので、低糖質な食事の一品としても頼もしい存在だ。
9. Tabbouleh(タブーレ) – レバノン
パセリが主役のサラダって、こんなに爽やかだったっけ?刻みパセリにトマト、レモン汁、オリーブオイルを混ぜるタブーレは、口の中でシャキッと弾け、清涼感が波のように広がる。通常はブルグル(挽き割り小麦)を入れるが、カリフラワーライスなどに替えれば低糖質のまま楽しめる。香りと酸味が涼風のように駆け抜ける。
10. Kinilaw(キニラウ) – フィリピン
ココナッツ酢とカラマンシーでしめた魚の刺身。セビーチェに似ているが、こちらは南国らしいまろやかな甘酸っぱさが加わる。生姜や唐辛子も効いていて、噛むごとにピリッとした刺激とミルキーな酸味が交互にやってくる。米なしでも十分な満足感で、砂糖も小麦も不使用。南国風の低糖質なごちそうとして、知られざる逸品だ。