《人気1位・クックパット殿堂入》炊飯器レシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気の炊飯器レシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
1. Arroz con Pollo(アロス・コン・ポヨ)– ペルー/中南米
炊飯器の蓋を開けた瞬間、パクチーとニンニクの香りがふわりと立ちのぼる。緑色に染まったライスの上には、ほろりと崩れる鶏もも肉。中南米で親しまれるこの一皿は、香味野菜の風味と炊き込んだチキンの旨味が、まるで濃厚なスープのように染み込んでいる。米と具材を一緒に炊くから、炊飯器調理にぴったりなのだ。
2. Jollof Rice(ジョロフライス)– ナイジェリア/西アフリカ
トマトソースの赤い色に染まった米が、スパイスの香りを湯気と共に放つ。パプリカ、タイム、ローレル、ほんのり感じる唐辛子の刺激。炊飯器で作れば、鍋で焦がすこともなく均一な仕上がり。鶏肉やエビを加えれば一品で満足のごちそうに。家の中がエキゾチックな食堂に変わる。
3. Hainanese Chicken Rice(海南鶏飯)– シンガポール
炊飯器の中で、鶏の出汁を吸い込んだ米がふっくらと炊き上がる。にんにくと生姜の香りが混ざり合い、炊き上がった鶏肉はしっとりジューシー。炊飯器なら、下ゆでと炊き込みを一度に済ませられ、失敗知らず。シンプルなのに奥深い、南国の食卓のやさしさが詰まっている。
4. Biryani(ビリヤニ)– インド/南アジア
炊き上がると部屋がスパイスの楽園に変わる。カルダモン、クローブ、シナモン、そしてターメリックに染まったライス。ヨーグルトとマリネしたチキンが中から顔を出す。インドでは重ね蒸しで作るが、炊飯器を使えば手軽に再現可能。スプーンを入れるたび、香りとともに色とりどりの層が顔を出す。
5. Mujaddara(ムジャッダラ)– レバノン/中東
レンズ豆とライスの素朴な炊き込み。炊飯器の中でじっくり火が通ると、豆のホクホク感と米のふっくら感が絶妙にマッチ。仕上げにのせるカリカリ玉ねぎが、香ばしさと甘みを添える。シンプルなのにどこかクセになる、優しい中東の家庭の味。
6. Kabsa(カブサ)– サウジアラビア/湾岸諸国
サウジアラビアの祝い料理。トマトとスパイスで炊き込んだライスに、大きな骨付きチキンがどんと乗る。炊飯器で一度に煮ることで、鶏の旨味が米全体に行き渡る。シナモンやカルダモンが甘く香り、炊き上がるとまるで香水のように芳醇。盛り付ければ、中東の宴の始まりだ。
7. Koshari風炊き込み(コシャリ風)– エジプト
本来は米・マカロニ・レンズ豆を別々に炊くコシャリを、炊飯器で一体化。炊き込みご飯として仕上げることで、レンズ豆のコクとトマトの酸味が一体に。仕上げにフライドオニオンをかけて、ピリ辛ソースを添えれば、エジプトの庶民の味が一皿に収まる。炊飯器で再構築された新しいスタイル。
8. Congee(中華粥)– 中国/東アジア
水をたっぷり入れた炊飯器の中で、米がとろりと溶けていく。塩漬け卵、鶏肉、干し貝柱を加えれば、香り高く旨味の凝縮された一杯に。朝の静かな時間に、蓋を開けた瞬間の湯気が心までほぐす。とろとろとした口当たりは、疲れた胃にもやさしい。
9. Dirty Rice(ダーティライス)– アメリカ(ケイジャン料理)
レバーやひき肉、ピーマン、セロリ、玉ねぎを炒めた具材と一緒に米を炊き込む。炊飯器に入れると、スパイスと肉の香りがぎゅっと閉じ込められ、旨味の塊のようなご飯に。アメリカ南部の濃厚でスモーキーな風味が、家庭で気軽に味わえる。
10. Risotto風ライス – イタリア
本来は鍋でスープを加えながら炊くリゾットを、炊飯器で大胆にショートカット。玉ねぎとバター、きのこやパルメザンチーズを加えて炊けば、驚くほど滑らかな仕上がりに。芯を残したアルデンテとはまた違う、炊飯器ならではのとろりと優しい口当たり。白ワインの代わりに少量の酢を使えば風味も再現できる。