《人気１位・クックパット殿堂入》ぬたレシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気のぬたレシピをランキング形式で１位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
Nam Prik Kapi（タイ）
小さな鉢から立ち上がるのは、熟成したエビペーストの独特な香り。タイ南部の家庭では、茹で野菜や揚げナスをこれでざっくり和えたり、ディップのように絡めて食べる。塩気と発酵香が鼻をくすぐり、唐辛子の鋭い辛さが後から追いかける。甘酸っぱい柑橘を絞ることで、ぬたのように酸味が全体をまとめ、白いご飯が思わず進む味になる。
Bò tái chanh（ベトナム）
生の牛肉を薄く切り、ライム果汁で軽く〝火を通す〟ようにしながら、香草や砕いたピーナッツと和える。口に入れた瞬間、ミントとバジルの清涼感、ライムの鋭い酸味、ナンプラーの深い旨味が一斉に広がる。ぬたの軽やかな酸味を、より鮮烈にしたような爽やかさが魅力だ。
Atjar Tjampoer（インドネシア）
ターメリックで黄金色に染まった野菜を、甘酸っぱい酢漬けにして軽く和える。人参やキャベツ、キュウリのシャキシャキ感が残り、噛むたびにほんのり甘く、酸味が舌をきゅっと締める。屋台の油っこい揚げ物と一緒に食べると、まるでぬたのように口の中がさっぱりとリセットされる。
Rujak Cingur（インドネシア・東ジャワ）
煮込んだ牛の口元の肉と季節の果物、茹で野菜を、発酵エビ入りのピーナッツソースで和える。甘さ、塩気、酸味が混ざり合い、果物のジューシーさと肉の弾力が交互に顔を出す。ぬたの魚介と野菜の組み合わせを、より濃厚でワイルドにした一皿。
Goi Ngo Sen（ベトナム・蓮の茎サラダ）
透き通るような蓮の茎のシャキッとした歯ごたえが心地いい。エビや豚肉、ハーブを甘酸っぱいタマリンド風味のドレッシングで和えると、香りがふわりと立ち上がる。ぬたの味噌のような重みはないが、酸味と旨味が野菜の甘さを引き立てる点で共通している。
Solterito（ペルー・アレキパ）
そら豆、チーズ、オリーブ、コーンをライムやビネガーで和えた鮮やかな冷菜。チーズの塩気と野菜の甘みが、酸味と一体になって広がる。カラフルな見た目と、口の中でパチパチ弾けるような食感が楽しい。ぬたが持つ〝塩味＋酸味〟の組み合わせが、アンデスの空気とともに感じられる。
Laphet Thoke（ミャンマー・発酵茶葉サラダ）
発酵させた茶葉に、キャベツやトマト、ナッツ、ゴマを加え、酸味と塩気のあるドレッシングでしっとり和える。茶葉の発酵香は、味噌の熟成香にも通じる深みがあり、噛むたびにナッツのカリッとした音が響く。食後、ほんのりカフェインの覚醒感が訪れるのも面白い。
Umibudo with Shima Tofu Dressing（沖縄風・海外アレンジ）
海ぶどうのぷちぷちと弾ける食感に、発酵豆腐をベースにしたクリーミーなドレッシングを絡める。海藻の潮の香りと豆腐の発酵旨味が溶け合い、ぬたの海のニュアンスを異国風に再解釈したような味わい。軽く冷やして食べると、さらに爽やかさが際立つ。
Karedok（インドネシア・西ジャワ）
生の野菜に、ピーナッツ、タマリンド、パームシュガーの甘酸っぱいソースをたっぷり絡める。口に入れると、野菜の青い香りと甘酸っぱいナッツの香りが一度に押し寄せ、最後に唐辛子の刺激が残る。ぬたのような〝和えた瞬間の一体感〟が味わえる。
Fatteh（レバノン）
トーストしたパンを砕き、ヨーグルトソースとヒヨコ豆、松の実を重ねて和える。温かい具材と冷たい酸味のソースが混ざる瞬間、湯気とともに香ばしい匂いが立ちのぼる。味噌ではなく乳発酵の酸味だが、〝まろやか酸〟で全体を包む感覚はぬたに通じる。