《人気1位・クックパット殿堂入》肉団子レシピ。つくれぽ1000越ランキング
クックパットで人気の肉団子レシピをランキング形式で1位から順に詳しく紹介
脱マンネリ!!
1. Köfte(キョフテ)– トルコ
香辛料が効いた羊肉や牛肉をこねて、小さな団子や俵形にして焼いたり煮たり。焼くとジューッと音がして、表面はカリッと香ばしく、中はふわっと肉汁がにじむ。クミンやパセリ、時にはミントが香り、レモンを絞ると一気に爽やかに。ヨーグルトソースをつけて食べるのが王道。
2. Albóndigas(アルボンディガス)– スペイン/中南米
スペイン語圏の国々で親しまれている肉団子。トマトソースで煮込まれることが多く、スパイスの香りがソースに溶け込み、まるで家庭の台所にいるようなぬくもり。柔らかくジューシーで、ごはんやパンにたっぷりソースを絡めて食べたくなる、陽気で温かな味。
3. Bakso(バクソ)– インドネシア
弾力が強く、コリコリした歯ごたえが特徴の肉団子。牛骨スープに浮かべて食べるスタイルで、アツアツをすすると香ばしさとスパイスの香りが立ちのぼる。時には団子の中に卵や肉片が隠れていることもあり、見た目以上にバリエーション豊か。屋台の湯気の向こうから呼びかけてくる味。
4. Frikadeller(フリカデラ)– デンマーク
"デンマーク式ミートボール"ともいえる一品。パン粉やミルクでふんわりと仕上げられ、形は少し平たい。焼き上がると、外はカリッと香ばしく、中はしっとりやさしい。マッシュポテトやクリームソースとともに盛られ、北欧の冬の夕食にぴったりの心ほどける味わい。
5. Bitterballen(ビターバレン)– オランダ
少し異色の肉団子。とろりとした牛肉のラグーを丸めてパン粉をつけ、揚げたスナック系。サクッと歯を立てると中から熱々のとろみがあふれ出し、まるでコロッケと肉団子の中間のよう。ビール片手に頬張るのがオランダ流。マスタードを添えると風味がぐっと締まる。
6. Tsukune風 Butaniku Dango(つくね風豚団子)– フィリピン
フィリピンでも日本の"つくね"に似た豚肉団子が存在する。醤油やにんにく、ビネガーで味つけされ、串焼きにして甘辛いタレで仕上げられることも。焼くと香ばしい匂いが立ちこめ、カリッとした焼き目とふわっとした食感の対比が絶妙。屋台から香るたまらない一品。
7. Köttbullar(ショットブッラル)– スウェーデン
ミートボール界のアイドル。クリーミーなグレイビーソースとリンゴンベリージャムという意外な組み合わせで味わう。団子自体は小さく、しっとりと柔らかい口当たり。一口食べると、ソースのコクとジャムの酸味が交わり、心地よい甘じょっぱさが広がる北欧の魔法。
8. Ciorbă de Perișoare(チョルバ・デ・ペリショアレ)– ルーマニア
サワークリームとディルで仕上げる、酸味のあるスープに浮かぶ肉団子。豚ひき肉がベースで、お米や香草を混ぜ込んでふっくら煮込まれている。スープの湯気とともに立ちのぼる酸味とハーブの香りが、口の中で温かく広がる。寒い季節に飲むと、じんわり沁みてくる。
9. Lion's Head Meatballs(獅子頭)– 中国(江蘇省)
こぶしほどの大きさの巨大肉団子。豚肉に水分を多めに含ませて練り上げ、蒸し煮やスープでじっくり火を通す。食感はほろほろとほどけ、口に入れるとふわっと優しい香りと甘みが広がる。白菜や椎茸などと一緒に煮込まれることが多く、まさに"食べる湯気"。
10. Tabrizi Koofteh(タブリジ・クーフテ)– イラン
驚くほど巨大なペルシャ式肉団子。中にはゆで卵、クルミ、干し果物などが詰め込まれ、切るたびに断面から宝物のように具材が顔を出す。肉はハーブと豆、米と一緒に練られ、スパイスとトマトベースのソースで優しく煮込まれる。一皿でまるで物語を食べているような奥深さ。