理想は品数を多く 1つ1つの量を少なく
うちの父は古いタイプの人間なので、おかずの品数を多く、1つ1つの量を少なくが理想。
父以外はというと やはり胃が小さく すぐにお腹がいっぱいになってしまうため、1つ1つの量は少なめくらいが調度良いそうだ。
料理を作る側の人間としては、せっかく手間と時間をかけて作ったのだからと、つい多めによそってしまうのだが、そうすると「多すぎてうんざりする」と文句を言われる。
最初の一口は美味しいが、最後の方は残しちゃ悪いと思って無理に食べてる時もある。私自身も あまり胃が大きい方ではなく お腹が空いていたとしても すぐにお腹がいっぱいになるので気持はわかる。
だから市販のルーを使わずに ホワイトソースから手作りして作ったシチューでも、小さめのスープ皿に半分位いの量しかよそわない。
そんな少しの量しか食べないのに1つ1つの料理にそこまでこだわって作ることが、はたして必要なのかな、とはよく思った。
うちの家族が夕飯のおかずに対してよく言うセリフで、「(1つ1つの)量を多くだされると、最初は美味しいんだけど だんだん美味しく感じなくなって、うんざりして食べたくなくなってくるんだよ。」だから(1つ1つのおかずの量は)「美味しかった」で終われる量が良いんだよ、と。
どんなに美味しいお刺身でも 3切れ~4切れ位いが「美味しかった」で終われるから、それ以上多いとうんざりして美味しく感じないよ、煮物も小鉢に半分位いの量が調度良いよ、ということで、ようは「1つ1つの量を少なく、品数を多くしてくれ」という、料理を作る側の人間にとっては非常に大変で面倒臭いタイプなわけです(笑)。
でもきっと誰もが 言わないだけで、出来ればそうして欲しいと思っていると思います。
焼き魚がメインのいわしの塩焼き献立
お魚の中でも値段が安く、カルシウムも豊富なイワシ。値段が安いわりに、脂ものっていて、味にクセがなく、塩焼きや煮つけ、フライなど様々な料理に合います。イワシは骨が多くて苦手、という方は圧力鍋で甘辛く煮ると骨ごと食べれてカルシウムもたっぷり摂れて良いですよ。魚の塩焼きには、甘系のおかずが欲しいところなので、野菜もしっかり取れる 茄子とピーマンの甘味噌炒めを添えてみました。茄子とお味噌の相性抜群です。寒い時期は、あたたかいふろふき大根などを添えるといいと思います。
春にお勧めのあさりの炒め物献立
春が旬の食材を使った、春にお勧めな献立。あさりの旬は春で、春のあさりは身がふっくらと厚く肥えていて美味しいです。1年中出回っているキャベツですが、春のキャベツは葉がやわからく、生で食べるサラダなどはもちろん、炒め物にもお勧めです。キャベツといえば野菜炒めが定番のイメージですが、うまみたっぷりのあさりと炒めると「これ本当にキャベツ?」と思うくらいにキャベツが美味です。ボリュームのあるキャベツでも、しんなりとして沢山食べられるので、キャベツを大量に消費したい時にもキャベツとあさりの炒め物はお勧めですよ。
サンマの蒲焼丼の献立
秋刀魚(さんま)の蒲焼丼+豆腐とワカメとネギの味噌汁+カリフラワーのマヨ焼き
見た目はうなぎの蒲焼丼そっくりなサンマの蒲焼丼。仕上げに粉山椒をふると、さらにうなぎの蒲焼丼に近くなります。うなぎの蒲焼は値段が高くてめったに食べれなくても、サンマの蒲焼丼なら、一匹100円位いですので、一度家族に作ってみて、評判が良いようなら月に1度くらい、サンマの蒲焼丼もわるくないですよ。秋刀魚はお魚の中でも脂がのっている魚なので、蒲焼にして食べると、見た目も味や食感もなかなかの美味しさです。秋刀魚は骨が気になる、という方は圧力鍋で煮と骨を気にせず丸ごと食べれてお勧めです。カリフラワーのマヨネーズ焼きを添えてみましたが、値段も手ごろなブロッコリーのマヨネーズ焼きもお勧めです。カリフラワーだけ、ブロッコリーだけだと見た目も味も物足りないので、半熟に茹でたゆで卵と一緒にお皿に盛ると、見た目も華やかで一層美味しいですよ。
夏にお勧め茹でイカ献立
夏のビールのつまみにもなる茹でイカとトマトシチューの献立です。淡白なイカと、濃厚スープのトマトシチューが合いますよ。夏が旬のきゅうりを使った味噌きゅうりもプラス。茹でイカを生姜醤油で食べてもおいしいですが、マヨネーズと七味を付けて食べるのも相性抜群です。イカはシンプルな料理でもうまみがあ美味しく頂けますが、唐揚げやバター焼きなどにするとお酒のおつまみやもう一品欲しい時に簡単に作れてお勧めです。イカは冷凍保存がきくので我が家にはいつも冷凍イカが3枚くらいストックしてあります。
お魚がメインの子持ちししゃも献立
プチプチとした卵の食感が人気の子持ちししゃも。1年を通して安い値段で買えるので、食卓に上がることの多い人気の魚のおかずです。ししゃもはそのまま焼いて食べる方が多いと思いますが、甘辛く煮付けたり、衣を付けてフライにして、マヨネーズやソースを付けて食べるのも、又違った感じで美味しいですよ。魚だけだと、たんぱく質やカルシウムは取れますが、野菜がないので、甘系の味付けの野菜たっぷりの煮物が合うかと思いますが、時間のない時は野菜たっぷりのお味噌汁とかでもいいかなぁ、と思います。あ、あとかぼちゃの煮物とほうれん草のお浸しとか。筑前煮は市販のお弁当なんかにもよく入ってますが、早めに作って置いておくとラクで味も滲みて美味しいと思います。忙しい方は、手のこんだ煮物は作り置きすると良いです。
魚介がメインの帆立のマヨサラダ献立
帆立,ワカメ,きゅうりのサラダ+茄子のお味噌汁+さつまいものゴママヨ
仕事帰りなどに、生食用、サラダ用などのボイルしたホタテが売ってたら、帆立のマヨぽんサラダもお勧めです。ボイル帆立って、結構ボリューム&食べ応えがあるので後はお味噌汁と、レンジでチンして簡単に作れる、さつまいものゴマ和えなどを、組み合わせると良いんじゃないかな、と思います。ホタテはマヨネーズとの相性が良いので生食用のホタテはサラダなどもお勧めですが、加熱用のホタテは衣を付けてフライなどにしても食べ応えがあって美味しいですよ。定番のホタテの生姜煮、甘辛煮も白いご飯がすすむおかずです。
夏にお勧めなザル蕎麦献立
食欲のない時期につるっと食べられるザル蕎麦と、夏が旬で多く出回るとうもろこしの簡単、時短献立メニューです。暑い夏はそうめんなど、つるっとした冷たいものが食べたいですよね。私は特に蕎麦好きではないのですが、ざる蕎麦を天ぷらといただくのは大好きです。天ぷらのメインに海老があると豪華で家族に喜ばれますが、茄子、かぼちゃやさつまいも、ピーマンやししとうなど、野菜の天ぷらを色々盛り合わせるだけでも充分と思います。玉ねぎと桜海老くらいしかないよ~という方は、掻き揚げにしても良いと思います。掻き揚げなら冷蔵庫に余った食材で色々作れて良いですよ。胃腸の調子が悪くて揚げ物はちょっとしんどい、という方は大根おろしや長いも、なめこなどと一緒にさっぱりいただくのもお勧めです。
春にお勧めのボンゴレパスタ献立
忙しく時間のない時でもさっと作れて見た目も味もゴージャスなあさりのボンゴレパスタと野菜たっぷりのコールスローサラダの献立。春といえばゴールデンウィーク。ゴールデンウィークといえば、潮干狩りに行く、という方も多いのでは?旬のあさりは身がふっくらとしていて、厚みがあり、肥えていて、とても美味しいです。キャベツも、春に出回るキャベツは「春キャベツ」と言って、葉がやわらかなので、キャベツのサラダを食べるなら春でしょ。「いつ食べるの? 今でしょ!!(林先生)という感じです(笑)
お肉がメインのポークソテー献立
豚のロース肉といえば、トンカツが定番ですが、揚げ物はちょっと、という方は、小麦粉をまぶしてタレを絡めたポークソテーを作る方も多いと思います。簡単に短時間で作れるのもポークソテーの魅力ですよね。ポークソテーは、付け合せにキャベツの千切りや茹でたブロッコリー、トマトを添えると彩りも良く栄養も取れます。温かいシチューを組み合わせてみましたが、メインにお肉を使っている場合は、肉なしのシチューでも良いと思います。きのこのシチューやほうれん草のシチューなどもあっさりしていて美味しいですよ。シチューは献立の定番、おかずの定番ですが、作り方によってはくどい、胃に重たいシチューになってしまうので、油っこくなく胃に優しく軽めなシチューに仕上げるのも良いと思います。我が家では結構肉なしのシチューって作りますよ。